【ズボラ系レシピ】初心者でも簡単にできる!新生姜の甘酢漬け(ガリ)の作り方
今回は新生姜を使ったガリのレシピについてご紹介します。
新生姜の旬は秋だそうですが、だいたい5月~10月くらいにスーパーで販売されています。通常の黄色い生姜は年中入手できますが、新生姜は暖かい時期にしか入手できません。
「ガリなんて初心者に作れるの?」「なんだか難しそう…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は新生姜の甘酢漬け(ガリ)は初心者でも簡単に作ることができます。
ヘルシーなおつまみにもなるので、筆者はすっかりガリ作りにハマってしまい、新生姜が販売されているシーズン中は、なくなったらまた作る…をずっと繰り返しています。
新鮮な新生姜の選び方
ガリを作るにあたって、まずは鮮度の良い新生姜を選びましょう。
鮮度が良い新生姜の見分け方は以下の通りです。
- 全体が白っぽい
- 張りがあり、瑞々しいもの
- 茎の切り口が鮮やかな紅色
新生姜の鮮度が落ちると、皮が茶色っぽくなり先端が乾燥していきます。そういったものはできるだけ避けるようにしましょう。
材料
今回作るガリの材料はこんなかんじです。
- 新生姜 300g
- 塩 小さじ1/2
- 水 200ml
- だしパック 1個 (昆布だし推奨だが、昆布じゃなくても可)
- ミツカン カンタン酢 120ml
- 砂糖 大さじ1
「とりあえず1回、自分でガリを作ってみよう!」というコンセプトのズボラ系レシピなので、パックでだしを取っていたり、醸造酢を使っていなかったりします。
ミツカン カンタン酢自体に砂糖が含まれていますが、個人的には甘めの味付けにしたほうが好みだったので追加で砂糖を入れています。
また、できあがったガリを入れるための保存容器が別途必要です。保存容器は耐熱ガラス製のものがオススメです。
手順
準備
ガラス製の保存容器は綺麗に洗い、熱湯で消毒しておきます。
新生姜の下処理を行う
新生姜は柔らかいので、皮はすべて剝かなくても大丈夫です。スプーンを使って茶色くなっている部分のみを取り除きます。
先端の赤くなっている部分はガリの着色に使用するので残しておきます。(赤い部分を入れることでガリがピンク色になります)
汚れを取り除いたら、新生姜の繊維に沿って薄切りにします。
新生姜を茹でる
大きめの鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させます。沸騰したら薄切りにした新生姜を入れて、1~2分程度茹でます。
茹で上がったらザルに入れて水気を切ります。
ザルの中で新生姜を広げ、塩をまぶしたら全体にいきわたるように箸で混ぜます。新生姜が冷めるまでこのまま放置します。
甘酢作り
水200mlにだしパック1個を入れて火にかけ、だしを取ります。
(だしの取り方はそれぞれのだしパックの説明に従ってください。筆者は茅乃舎だしを使っているので、中火にかけて沸騰してから3分ほど煮だしています)
ガリのレシピは基本的に昆布だしが使われているのですが、あまり細かいことを気にしないのなら、かつおだしやあごだし等の魚系だしでも美味しく作れます。
筆者はガリ作りを始めた当初は、通常の茅乃舎のだしを使っていました。(※現在は茅乃舎の昆布だしパック使用)
だしが取れたら温かいうちに砂糖を入れてかき混ぜます。砂糖が溶けたら、ミツカン カンタン酢を入れて混ぜて冷ましておきます。
新生姜を絞って水気を切り、保存容器へ
新生姜が冷めたら、手で絞って水気を切り、消毒済の保存容器へと入れていきます。
保存容器に新生姜をすべて入れ終わったら、甘酢を注ぎます。しっかりと密閉して、冷蔵庫で保管します。
半日~1日後くらいには甘酢がしっかり漬かって食べられるようになります。
まとめ
何度か作っていると「もう少し甘味が欲しい」「塩分は控えめにしよう」など、レシピに細かい工夫を加えることができるようになり、自分好みのガリが作れるようになります。
最近、昆布締め用に昆布を買ったので、筆者もそろそろパックではなく乾燥昆布でだしを取ろうかな…などと考えているところです。
新生姜は年中販売されていない食材ですので、販売されている夏~秋のうちにぜひお試しください。
自分で釣った魚を寿司にして、自分で作ったガリと一緒に食べるのは最高ですよ!